夢前川の秋 2007/10/24

春もいいが、夢前川の秋も捨てたものじゃない。
赤や黄色に染まった桜の落ち葉が河川敷を
微妙なグラデーションで演出している。
かさかさと落ち葉を踏みしめながら歩くと
ひんやりした川風が通り抜ける。

岡山県英田郡 2007/10/13

取り入れの終わった田圃が広がり、その背後に
民家が並んでおり、その横では
わらやモミを焼く煙が立ち昇っているのが見えます。
農家の人にはなんでもない風景かもしれませんが、
私にとっては千載一遇の素晴らしい機会でした。

閑谷学校 2007/10/29

今年も秋の閑谷学校を訪れました。
この時期は楷の木の撮影に訪れる人も大勢いで
人ごみを避けて山手の奥に入りこむと小さな庵があり
みどりと紅葉の入り混った美しいカエデにひかれ、
スケッチしました。

*閑谷学校は岡山のもと備前藩の藩校です。
  春は桜 秋は紅葉の名所として知られ、
  特に一対の楷の大木は有名です。 

夢前川 2007/10/12

ウオーキングをすると色んな人に出会います。
ジョギングする人、散歩する人、通学する小中学生、
自転車に乗る人、犬を連れた人ーーー。
最近はミニブタを河川敷で走らせる人も。
散歩中、道に迷ったお年寄り(徘徊中?)や
保育士さんに連れられた可愛い園児たち
川原でロケット花火で遊ぶ悪がきたち----と
出会いは新鮮で、やっぱりウオーキングはいい。

夢前川の堰 2007/11/27

夢前川は川幅に比べ流れが細い時が
多いせいか幾つも堰が作られています。
この場所の堰はコンクリート製だが古い物らしく両側に
ブロックがバラバラになって散らばっている。
晩秋になるとここは鴨の溜まり場になり
ピーピーと賑やかです。人がいなくなるとゾロゾロと
河川敷に上がってきて草を食べます。

美山 2007/10/08

時代劇のロケにしばしば使われるという美山。
懐かしい田舎の風景がそのまま残っている。
屋根の葺き替えは8から10年だそうで
これだけのかやぶきの民家を維持するのは
かなり大変と聞きました。
里山の稜線はゆるやかに傾斜して
針葉樹は鋭く頭を伸ばし、広葉樹はもくもくと
麓に広がって、藤沢周平の作品に出てきそうな
雰囲気にうっとりする。

蒜山 2007/10/29

牧歌的な風景がのびやかに広がる蒜山。
最近はかなり観光地化され、なにか騒々しい。
「昔は食事の油分を補うため天井に吊るした
獣脂をいろりの鍋に落とした」
こんな話を民宿で聞いたことがあります。
それが嘘のような最近の賑いです。
何かを伏せたような蒜山三山は半村良の黄金伝説
に出てくるような世界です。
貫けるような空を見上げながらしばらく休憩する。

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